残念!燃えてしまったパリのノートルダム寺院。

f:id:kohyusya:20190520104602j:plain

Photo by Kojiro

パリ。セーヌ川のほとりに素晴らしい存在感を演出しているノートルダム寺院。45〜6年前の写真である。「ノートルダム・ド・パリの屋根“森”と呼ばれるノートルダム・ド・パリ大聖堂の枠組みを作るため、1300本の樫が必要になったそうだ。柱周りの木が一本切られました。その中に、9世紀からの樫もあります」とホームページに書かれているぐらい樫の木が使われていたようである。だから先日の火災で長い時間燃えていたのだとおもえわれます。ノートルダム大聖堂の火災は、2019年4月15日 から同年4月16日(現地時刻・CEST)にかけて、フランス・パリのノートルダム大聖堂が二日間も燃えていた。石の館だと思っていたのですが、あんなにも燃え続けるなんて、信じ難かった。ノートルダム寺院で大規模な火災が発生したのだと朝のニュースで見た。火は大きな炎を上げて瞬く間に広がり、屋根や尖塔(せんとう)が焼け落ちるなど深刻な被害が出たところを写されていた。ノートルダムと言うのは、聖母マリアに捧げられる教会堂に冠す名前だそうで、和訳をすると「私達の貴婦人」となるそうです。フランスでは様々な大聖堂がノートルダムと言う名前がつけられているようです。ストラスブールの大聖堂がノートルダム・ド・ストラスブールになるのがその例です。セーヌの流れにのって、パリの歴史深い建物を眺める旅、素敵じゃないですか?フランス・エクスプレスが、パリで水上生活 ~セーヌ川 ペニッシュで。ツアーを暗くなってから体験したことがあるのですが明るいうちのノートルダムは2回目のパリツアーで体験している。30年も前になる。45年も前になる一回目は前のブログで紹介してる通り、雪の中。どちらも絵になるのですが。この大聖堂はユネスコ世界遺産に登録されており、ユネスコの事務局長はツイッターで「劇的な火災に計り知れない衝撃を受けている。ユネスコは貴重な遺産を保護し、復元するためにフランスを支援する準備がある」と述べていたそうだ。政府関係者はテレビ局フランス・アンフォに対し、「修復には何年もかかるだろう」と語っていたそうだ。パリのノートルダム大聖堂は、1163年に着工、1345年に完成とあります。着工は、日本では鎌倉幕府ができる以前だそうで、その時代にこんなものを作っていたと思うとヨーロゥパ文化は凄い。無宗教派の自分が言うのもなんだが、破壊の戦争、創造の宗教という構築がここでも言える。と思われます。170年にも及ぶ建設期間。カトリックの総本山として誕生した国民だけでなく世界中の人々に長年愛され親しまれ続けてきたのですから。単に宗教だけではない一般民にも魅せられたものがこの建物には存在してたと思われます。。礼拝に通う地元の人々はもちろん、年間の観光客は1300万人だったそうで、日本のスカイツリーは年間400万人ですから、どれほど人々を惹きつけてやまないかが分かります。1991年には「パリのセーヌ河岸」という位置づけで世界遺産に登録されたそうです。印象深いのは、パリのどの方向から見ても美しい教会、そして巨大な内部空間を満たすステンドグラスの数々です。特にステンドグラスの「バラ窓」は有名です。僕にはなぜかモノクロームの印象しか残ってないですが?           コウジロウの独り言