チンクェチェントが元気な限りヨーロッパの風景は変わらない。

 

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チンクェが5をあらわし、チェントが100の意味を持つフィアット500。フィアットチンクェチェントは何時頃から走ってたのでしょうか?当初のネーミングこそ、排気量が500ccだから「フィアット500」となったのですが、その意味が?途中から変わった。

新型フィアット500の排気量は1200ccと1300ccと1400ccとなっているからです。数字を含めたままブランド名になってしまったんです。(ご存知の方も多いとは思いますが)フィアット500 = FIAT Cinquecento 。初代は1936年に発表された2人乗りの超小型車。1955年まで製造。小型車ではあるが、発表当時としては高度なメカニズムを多数取り入れ、戦前・戦後。を通して成功を収めた。総計約60万台が生産された。

2代目も正式名称はFIAT NUOVA 500(新フィアット500)もと言われたが、一般にはイタリア語で500を意味するチンクェチェント(Cinquecento)で語れた。初代のFRにたいしてRR方式を採用方式を採用しスペース効率を図った。

ヨーロッパの40年以上前の写真である。シトエン2CVもそうである様に今も走り続けているヨーロッパの旧車達。名前も古き良き時代を思い残しているのか?、決してそうではなさそうだ!

戦前・戦後にわたって生産され日本と同じ敗戦国なのに名前はそのまま残され現在まで愛され続けている車たち。ハイブリットやダウンサイジングタ−ボと、如何にも環境にやさしいと格好を付けて新しいものに興味を魅せるどこかのお国柄と異なる、この国民性は何処からやってくるのであろうか?だから、その反動がフェラーリランボルギーニというデザインに表現されるのか。

本当の国民性は何処にあるのか解らなくなってくる。但しどちらの大きな意味でのデザインは100年単位のキャパシティをもってると言えましょう。FIAT500がハイブリットになった時。ライトサイジングフィアットなんて風景は変わっていくのでしょうか?

                                          コウジロウの独り言