1974年・2月のフィレンツェは白く輝いていた。

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Photo by Kojiro

現在のオリンパス・ペンとオリンパス一眼レフのデジタルカメラになるづうっと昔。キャノンF−1・FD広角24mmレンズの試写体にになって印画紙・月光の4号の紙焼きがこの写真。なんと古めかしいマニア的言い方なのでしょうか?町中が芸術品のフィレェンツェのワンショットである。3回目に行った時はそれでも子供が5歳の時ですから、24年ぐらい前のこと。このドームの天辺まで登りましたね!この現在のドームは3代目にあたるそうな。旧聖堂は、現在の教会堂の地下に眠っており、サンタ・レパラータ聖堂と呼ばれた。最初の教会堂は4世紀から5世紀に古代ローマ時代のドムス跡に建設されたが、ビザンティン時代の戦役によって破壊されたために、7世紀から9世紀にかけて再建された。現在、このロマネスク様式の大聖堂は、その内観の一部が公開されており、側廊を持ち、後陣を柱で分ける平面形式をみることができる。だからかローマもフィレンツェも掘れば遺跡だらけなので地下鉄ができないと言われている。巨大なドームが特長の大聖堂は、イタリアの晩期ゴシック建築および初期ルネサンス建築を代表するもので、フィレンツェのシンボルとなっている。石積み建築のドームとしては現在でも世界最大なのだそうだ。このドームは予算削減と耐久性を考慮し、二重構造のドームで互いを押し合う設計になっており、本当に木枠を使わずに煉瓦を積み上げて製作しているのだそうだ。三つの建築物とも世界遺産フィレンツェ歴史地区の一部として指定されているとのこと。1296年から140年以上をかけて建設された。外装は白大理石を基調とし、緑、ピンクの大理石によって装飾され、すこぶるイタリア的なゴシック様式に仕上がっている。クーポラとランターン(採光部)は初期ルネサンス、そして19世紀に完成したファサード(正面)はネオ・ゴシックによる混成様式とある。全長153m、最大幅90m、高さ107m。八角形の大クーポラの内径は43m。聖堂の大きさとしては世界で4番目に大きい。大聖堂西側のファサード(正面)はアルノルフォ・ディ・カンビオの設計により、建設と同時に着工されたのだそうだ。カンビオの死後、1587年に、メディチ家トスカーナ大公フランチェスコ1世の命で、建築家ベルナルド・ブオンタレンティがファサードを撤去した。19世紀までファサードは未完成のままであったのだそうだ。そこでフィレンツェ自治体は最初の構想をもとにファサードを再建することを決定、1864年にコンクールが行われ、エミリオ・デ・ファブリスによる新しいファサードが建設された。この建設は1876年に始まり、1887年に完成した。銅製の巨大な扉は1899年から1903年にかけて製作されたものである。何年もそして何人もの手を煩わせてできたので美しいのか?その出来栄えは見る側に委ねられる。追記・12月25日(水)24時10分から?小田和正クリスマスの約束がTBSであります。こんな時間からでも高視聴率をマークしてる(2001年放送以来)番組を是非見てみてやってください。親戚でもなんでもありません。小田様だったら「東京」ではなく「フィレンツェ」をどう歌ったでしょうね? コウジロウの独り言