THE ジャガー・Eタイプ。

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Photo by Mr.Who

僕が一番好きだった車。ジャガー・Eタイプ。といってもいろいろあるようですね?写真はT美術大学の塀の横に停められていたジャガーEタイプ。40年以上前、この紙焼きは自分が焼いたものでもなく、ましてや撮影などした記憶がない。T美術大学の暗室の水洗にさまよっていた一枚の紙焼きだったのだ。誰もいなくなった暗室で乾燥して持ってきてしまった。だから本当にphoto by Kojiro.ではなくMr.Whoなのだ。ジャガーEタイプは2.1-E2A・2.2-シリーズ1 3.8リットル・2.3-シリーズ1 4.2リットル・2.4-シリーズ1½ 4.2リットル・2.5-シリーズ2 4.2リットル・2.6-シリーズ3 5.3リットルと、どこが違うか?外観からは自分では分かりにくい 。かつて1961年にジュネーブショーにて華々しいデビューを飾ったジャガーEタイプ。美しいファルムが語っていたのか、200kmオーバーのスピードには皆が驚いていたとの事。クルマオーナーたちの憧れの的だった。ボディーはオープン2シーターとクーペの2つ。その空力を意識したデザインはマルコム・セイヤーによるものだそうだ。オープンタイプのジャガーEタイプはロードスターの名で呼ばれるようにこのころから一般的になつたようだ。最初期のモデルには通称「フラットフロア」と呼ばれるモデルがあったそうだ。これは運転席床パネルが文字通りフラットなモデルとなるわけで、発売開始から1年間も作られていないためマニアの間ではかなりの希少価値があるとされているのだそうだ。しかし実際は運転の際にペダル操作がしにくかったらしい。これ以降のモデルはかかとを置くスペースが設けられ、フロアは若干下に飛び出ることとなり、外観からも見分けることが可能だったらしい。エンジンは3,781cc、圧縮比9.0、直列6気筒DOHCのXKエンジンに3連SUキャブレターを搭載しモス製の4速MTの組み合わせで265hp/5,500rpm、36.0kgm/4,000rpmと発表されたが、同様のエンジンを積むジャガー・Mk-2がツインキャブではあるものの220hp/5,500rpmであるところから現在では以前のデータは疑われているそうだ。ブレーキはディスクブレーキ、サスペンションは4輪独立懸架を採用していた。なおこの形式はXJシリーズにも注がれ、形を変えながらも1990年代まで走っていた。ステアリングはラック・アンド・ピニオン。車輪はワイヤーのホイールが標準で採用されていた。だが、容量不足のブレーキと、1速がノンシンクロであったモス製トランスミッションが古い設計で不評だったらしい。信じられませんね!また内装においてはセンターコンソールもなくグランツーリスモとしては不充分なバケットシートと不満たらたらだったようである。ジャガーとしては新たな試みで美しくスポーティではあった内装のアルミニウム製パネルも高級感という点においては不満だったらしい。ただ、僕の記憶の中ではパネルはウッドだった気がしてならない。トヨタ2000GTがそうだったからなのか?イギリスだったら、ロールスもミニもみんなウッドパネルだったのだからアルミ性なんて考えも記憶にも湧いてこない。ワイパーだってかつてハワイで見たときは3本あった気もするし、とにもかくにもこの美しいクルマ、ジャガ−Eタイプはトレッドがなかったもののファルムとして最高のデザインのクルマだったにちがいないし、2度と現れてこないのでしょうね?やっっぱりマセラッティギブリの方が好きなのかな?ランボルギー二:アベンタドールなのかな?イヤイヤ時代が変わっても美しいファルムは永久に不滅ですよね!                                               コウジロウの独り言