永平寺は、木々で囲まれたとても美しい寺院だった。

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Photo by Kojiro                                永平寺とは、福井県吉田郡永平寺町にある、曹洞宗大本山道元が開山とある。前述のブログのように文面は続くのだが、永平寺に着いたのは10月26日の午後。ややひんやりとした空気感が漂う。でも決して寒くはなかった。出家参禅の道場として名高く、敷地には山門、仏殿、法堂、僧堂、大庫院、浴室、東司など修行の中心となる七堂伽藍の他にも、大小70余りの殿堂楼閣があると言われてます。曹洞宗大本山として知られる永平寺は、寛元2(1244)年、道元禅師によって創建された出家参禅の道場。今も多くの修行僧が修行を行い、独特の雰囲気が漂う。紅葉の美しさも名高く、木々が色づく見ごろには紅葉目当ての観光客が大勢訪れる。特に境内の入口付近や最奥の法堂周辺が紅葉の見どころだそうだ。我々家族がついた午後。空は曇天。爽やかな空気が漂う北陸の地で木々の深さを感じていた。自然だけではない人工の林。建物との関係は美しいという言葉以外出てこなかった。

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Photo by Kojiro

まだ紅葉には早い時期のようである。それでも各所の所々染まりかけている木々もあった。樹齢何百年の木々の中からフィトンチットの風が吹いていたのだが、急勾配の階段や床が滑るのでやや疲れ気味になってきた自分。室内履きをあらかじめ用意していればよかったのかもしれませんが、樹齢700年の木がどれかは、帰ってきてからわかった次第である。とにもかくにもこの木々たちが自分の空気となって疲れを飛ばしてくれていた。今回のこのブログは画像で木々を見てもらうことにする。建物がとても素晴らしく、あの東照宮のように色とりどりに塗られていない。この風景がまさしく永平寺だと思う。当時は華飾な建築までかもしれませんが、今が一番いい感じである。    

コウジロウの独り言