碓氷峠の眼鏡橋と斬新なミラージュ。

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Photo by Kojiro

写真のクルマは三菱初のFF車として発売された1978年生初代ミラージュ。エンジンは、横置きのSOHC・直列4気筒ガソリンエンジンのみで、排気量は1,200ccで、後に1,600ccが追加された。このクルマは1200cc。また、初代のみチルトボンネットを採用。マニュアルトランスミッションは、スーパーシフトと呼ばれる2速の副変速機を持つ特長があり、主変速機と合わせ、4×2速の8速として使用できた。これはとてつもなく面白かった。ミラージュは、エンジンとトランスアクスルの配置の関係から、トランスアクスルへの入力をエンジン本来の回転方向と逆転させる必要があり、副変速機は、そのために設けられたギアを利用していたとのこと。サスペンションは、フロントはマクファーソンストラット、リアはミラージュ独自のトレーリング式U字型サスペンションの4輪独立懸架を採用した。発売に合わせてカープラザ店が展開され、映画『未知との遭遇』とのタイアップや、日本テレビとも組んでのアメリカンフットボールの試合である「ミラージュボウル」の開催によるプレキャンペーンなど、話題方な登場の仕方だった。直線を基調としたシンプルでクリーンでスタイリッシュなボディスタイルも特長。このデザインは「青いリンゴ」のイメージから発想されたものと言われ、その黄緑色は黄色などとともにイメージカラーの一つでもあった。このクルマがそれである。元の会社の今は亡き同僚と二人での独身時代のドライブ。面白い運転感覚だったため,旧道の碓氷峠まで来てしまった。ヒゲでカモフラージュしているのは筆者。今とは比べ物にならないくらい、とてつもなくスマートである。ヒ−ルもさりげなく履いていたんですね!後ろの赤レンガの碓氷峠眼鏡橋も今も残っているものの本当に思い出深い一枚の写真である。その向こうに見えるのが新幹線ではなく通常の信越線の鉄橋である。眼鏡橋明治25年、1892年に完成。芸術と技術が融合した美しいレンガのアーチ橋と言われてます。この形にしたのは日本では眼鏡橋が最初で、高さ31m 長さ91m と我が国最大のものです。使用されたレンガは200万個を超えます。この4連の雄大なアーチ橋は通称「めがね橋」として、多くの人に親しまれています。橋梁は、第2橋梁から第6橋梁までの5基が残っており、すべてが煉瓦造りで、国重要文化財に指定されているのだそうだ。 コウジロウの独り言