ロンドン塔とタワーブリッジ。

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Photo by Kojiro

写真はイギリスにある世界文化遺産であるロンドン塔。1974年に撮影したものです。1988年に登録されたイギリスの世界遺産「ロンドン塔」は、世界中にある世界遺産の中でも、類を見ないほど実に多様な使われ方をしてきた建物だそうな。此の撮影をした時はまだ世界遺産になってなかった事となる。この塔は要塞として建築されながら、宮殿、監獄、処刑場、武器庫、宝物庫としても利用されたほかに、その後も、銀行、動物園、造幣所、天文台としても利用された歴史を持ってる。こんなに時代を超えても多様な使われ方をするのには何か本当の魅力があるはず。今やロンドン塔は、イギリスの他の世界遺産や名所・旧跡に比べても非常に多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。それは多くの身分の高い王族・皇族や有名人が投獄され、そして打ち首と言う残虐な処刑が行われたという血みどろ歴史を持った場所であることに加えて、南アフリカ政府が英国王室に贈呈したと言う「カリナン」と呼ばれ、500カラットを超える世界最大級の大きなダイヤモンドを始め、イギリス歴代の王室に伝わる王冠・宝剣・宝石などの豪華な装飾品の数々が展示されていることにあるとも言われているのです。この500カラットのダイヤのことは頭に残っていましたがタワ−ブリッジについ目を持って行ってしまう。この世界遺産のロンドン塔はイギリスロンドン中心部の東部テムズ川の河畔、ロンドンブリッジの側に18エーカー(約2.2万坪)という広大な敷地に灰色の石灰岩でできた頑丈な外壁に囲まれて存在。ただし、ロンドン塔は、正式な名称でなくて正式名称は「女王陛下の宮殿にして要塞」という長い名前がついているのだそうだ。敷地内には、数多くの塔や建造物があり、その中で多くのさまざまな歴史模様が繰り広げられてきました。ロンドン塔の中心部にある建物が、イギリスを征服したウィリアム1世が11世紀後半に最初に要塞として建造した四隅に塔のあるロンドン塔のシンボルであるホワイトタワーです。ホワイトタワーの内部には、中世の国王などが使った甲冑や武器、そして国王が使用したと思われる愛馬を見事に彫刻した木製の馬などが展示されています。その他トレイターズ・ゲート(裏切りの門)とかいろいろ幽霊まがいのお話はたくさんあり、それは次回にとっておきましょう!そうホワイトタワーの南側にかつてのテムズ川に面したセントトーマスタワーにあるゲートのことです。ホワイトタワーの西側にあるタワーグリーンと呼ばれる広場では、打ち首の処刑が行われた場所ダッタリ怖いところには変わりありません。また、ロンドン塔は、クラウン・ジュエル(イギリス王室の儀式用の宝石類)の保管場所としても有名ですが、それらは、ウォータールーブロックという建物がジュエルハウス(宝物庫)となり、ここに展示されています。この建物はホワイトタワーのすぐ北側にあります。建物全体が本当の歴史を語るイギリスそのものであり、探究すればする程、英国は怖い国なんて思われてきます。ただここで診て頂きたいのは写真の構図と衛兵のファッション。今も昔も変わってないんだなあ!と。              コウジロウの独り言