頭が良かった、優しいヒマラヤン。

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Photo by Kojiro

ヒマラヤンは特徴的なポイントの毛色がヒマラヤウサギに似ていることから、その名が与えられたそうです。ヒマラヤンは、ペルシャとシャムを交配させる事によって誕生した猫で、人の手によって作出された種類となっているとのこと。写真はコウジロウの家に入居した当時のもの。生後3ヵ月だったと思う。化粧品会社の宣伝にいた頃の同僚から数万円で譲ってもらった子猫である。飼い始めてから2年後に待望の吉田家の長男が生まれた今から27〜8年前の頃。ベビーベットの部屋がリビングの横にあった。柵もゲージもないのに足をあげても入ろうとしても、そこでピタッと止まり入らなかったのを思い起こされます。「よし子」このヒマラヤンに付けられた名前。前の飼い主が名前を既につけていたのである。数ヶ月経つと生まれて数ヶ月の長男の横にそっと寄り添うだけで一切、手も足も出さなかったものです。この猫種は1955年にイギリスで、1957年にはアメリカで公認されるようになったそうです。原産国はアメリカとイギリスの両方らしいのですが、自分ではイギリスではないかと思ってます。なぜならば自分で飼ってた猫「よし子」は、やたら気品高く、ふさふさとした毛並みをなびかせながら歩く姿が小説の中の英国の貴婦人を思い浮かべてたからです。なにせ血統書付の親から生まれた猫。古くから存在する自然発生種のペルシャとシャムをかけあわせて、長毛とポイントというそれぞれの魅力を備えた猫を作り出したいという理想を描いたのは、スウェーデンの研究者であったと伝えられています。だから気品のある動きをしてたのですかね?ブリーダー達にとっても夢の猫と言えるヒマラヤンの性格は、ペルシャに似てとても温和で、飼い主に対して従順な性格の子が多くなってるそうです。一説によると人に対してあまり警戒する事が少ないため、飼い主の膝の上に乗ってきたり、撫でて欲しいとおねだりしてくる事もあるそうです。また、鳴く事が少ないためマンション等でも飼いやすい猫種ともいわれてます。その鳴き声も柔らかく快適に聞こえる事から「ミュージカルを聞いている様」と例えられる事もあるそうです。自分で飼っておきながら覚えていないんですがね。ただ、少し神経質な一面もあり、騒がしい環境をあまり好まない猫となっています。評判を伝え聞いた愛好家、繁殖家たちがそれぞれの国で育種を手掛けるようになったそうです。イギリスでは比較的早いうちからシャムとペルシャの交雑猫が存在し、「クメール」という名前で呼ばれていたこともあったそうです。ヒマラヤンの育種はよりペルシャに近い方向になり、70年代になってようやく理想に近いスタイルになったとされています。今現在の我が家では雑種「茶トラ」の和ネコ「カエラ」と「アメリカンショートヘア」の「達哉」の2匹を飼ってます。むしろ同居していると言った方がいい見たいです。長男が帰ってくる前は、自分のベットの上に喉を鳴らしながら居座っている「カエラ」は長男が帰ってくるととたんに自分のドアのところに座ってドアノブを見つめ、開けてくれって顔をしている。「達哉」はしばらくして遅れて泣き出し、長男の部屋のドアの前で座ってる。餌をねだる時だけ、自分の顔を見つめ「ニャーン」て泣いてるのです。自分になついてるのはこの時だけで、かつての「ヒマラヤン=よし子」が今いたらどんなにこのネコ達も変わってたのかと思うと13年生きたそのネコが恋しいと思う。そんなことを言っていたら、「カエラ」は今、コウジロウのベッドに入り浸りである。夜はほとんど早めに羽毛布団を掛けて寝ている自分の上に乗ってきてグッスリ眠るのである。なぜならばこの部屋には「達哉」は出禁で入ってこれないからなのだ。朝6時半に起こされるのだから、もうたまりません。喘息も持っている自分。猫の毛のアレルギーがあるのに可愛い❤️カエラには負けてしまいます。 コウジロウの独り言