礼文島の昆布と利尻富士。

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Photo by Kojiro

礼文島(れぶんとう)は、北海道の北部、稚内の西方60キロメートルの日本海上に位置する礼文郡礼文町に属する島。写真はモハメッド・アリの運転手のバイト代が入り、リッチになったところでその夏、北海道へのドライブ旅行となった。T美大の男4人だけのドライブ旅行になった。もちろん、宿泊代等うかす為に野宿やキャンプ場での自炊旅行になった。松島でテントで一泊した後、大間から函館へ。函館からサロマ湖経由で網走、そして宗谷岬稚内でスカGを路上駐車をしてフェリーで礼文島へむかった。1973年頃のお話。何年か後ドーバー海峡も渡る事になるのだが、今思えばドーバー海峡のフェリーに比べると少し質素なフェリーだったような気がした。短パンにTシャツの友人達は寒くてオーバーオールを着たが、クルマは稚内に置いて来たため、軽装で来た為寒さを防ぐものはなかった。礼文島の地名の語源はアイヌ語のレプン・シリ=repun-sir(沖の・島)で、礼文水道を挟んで利尻島の北西に位置するとのこと。冷涼な気候により海抜0メートル地帯から200種類以上の高山植物が咲き乱れ、そのため別名花の浮島と呼ばれているという。人口は2017年4月1日現在、2,604人。写真の干されている礼文昆布は明治に入ってから採取が始まったそうです。黒褐色で、真昆布よりやや黒く、ダシ汁とした場合、透明で風味が良く高級料理のダシとして使われているそうです。甘みがあり、味が濃く、香りも高い透明な澄んだダシがとれるとのこと。幅が狭く、葉の基部は細いくさび形をしているそうです。写真は遠くに利尻富士をあおぎVS利尻コンブと言ってるかの様に礼文の昆布が干されていた。礼文昆布の色は黒褐色、葉は固くなっています。日本最北端の有人島(北海道本土や北方領土を除く)。東西約7.9km、南北約25.8km、周囲約72km。スコトン岬と金田ノ岬の間に直径5kmの半円形の船泊湾がある。最高地点は礼文岳(標高490m)。礼文島を縦断する車道は東海岸にあり北部 - 東部 - 南部に通じているが、西海岸を縦断する道は車両の通行が不可能な林道のみとなっているそうだ。島のほぼ中央部分を礼文林道という未舗装の道が通っている。島の北部には久種湖(くしゅこ)という淡水湖があるんだそうだ。利尻島と違い、白亜紀 - 新第三紀中新世に海底で堆積した砂岩や泥岩、火山岩の地層が見られること。また地蔵岩の周辺から1億1150万年前のアンモナイトの化石が見つかっており、新第三紀中新世の地層は、主に海底火山の残骸からで、スコトン岬や知床に露出が見られているそうだ。白亜紀の地層は、礼文岳を中心とした島のほぼ中心に露出し、また桃岩は、約1300万年前のマグマが海底下で個結したものであるのだそうだ。したがって、礼文島の形成場所は海底と考えられている。 礼文島が南北に伸びているのは島の骨格をなす白亜紀の地層が南北に褶曲したためである。至る所に安山岩玄武岩の柱状節理が岩脈として現れているのだそうだ。また化石やケイ岩、火打石(レブンメノウ)を数多く産出している事実もある。こんな島だったら、化石探検をしに行きたい気持である。何十年も経った今、また、礼文島からの利尻富士を眺めたいものである。         コウジロウの独り言