Citroen BX 16v は Citroen BX GTI 16Vとは言わない。

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Photo by Kojiro

The Citroen BX 16v was perhaps one of the performance car surprises of the ‘80s, given the base car’s utter lack of go-faster pretension. But when they slotted in an all-aluminium engine pumping out 160bhp (shared with the much more revered Peugeot 405 Mi16), beefed up the suspension and tacked-on a bodykit, a sporting express was created. With a top speed of 135mph and a 0-60mph time comfortably under 8 seconds, the BX could trade punches with far more expensive cars, but despite being relatively good value, sales were disappointing after an initial flurry. Most have gone now, having fallen prey to the 205 GTI engine-swap brigade.(Octane) シトロエンは、古くは1950年代の「DS」からはじまって、「Ami」「CX」など、丸みを帯びた宇宙船のようなクルマをクリエイトしてきた。その流れを変えさせたのがベルトーネ時代のガンディーニ・デザイン。シトロエンBXは直線を基調としたファストバックスタイルの大きなウインドウ、グリルのないツルッとした鉄仮面ノーズ。ブリスターフェンダーとはまた違う半分隠れたリアタイヤなど、いま見ても斬新なスタイリング。その中でGTIの上を行く最高峰のBX16Vに乗っていた自分。あのCGでもネット上でもGTiを付けている表示が多く、ノークラッチの多いGTiに対しBX 16Vはマニュアルしかないスポーツカーなのだ。表示で間違えたところはマニアが書いてない証拠ですね。要修正ですね。くれぐれもBX16VはGTIの名前は付きませんのでよろしく!BX16Vのリヤタイヤカバーはオーバーフェンダー的にとびだしたビルトインデザインされたもの。フランスのソファを連想させるシート。16Vはサイドのサポートも適度に固く引き締まったもので、背とソファー部そのものはトリコットクロススポンジの如し。とてもしなやかで柔かった記憶がある。以前のブログにも記述をしてるのですが、左ハンドルのマニュアルシフト。スコーンスコーンと入るそのギヤノイズに小気味好さを感じていたのも記憶に新しい。あ、そう弟が乗っていたプジョー405 Mi16も同じエンジンだった。Mi16のデザインはピニンファリーナシトロエンBX(ベイクス=自分はビーエックスと呼んでいるが)は、GSAとCXの車格の間を埋める目的で1982年秋にパリサロンで発表されたのだそうだ。1985年にはブレークと呼ばれるステーションワゴンを追加し、1993年に後継車種のエグザンティアが登場するまで製造された。11年間、毎年改良を加えられたBXだったらしい。1980年代の自動車デザインの流行であったスペース効率の追求を徹底していた。ハイドロニューマチックのセルフレベリング機能により、荷重によるリアの沈み込みは全くない。但しLHMオイルか窒素ガスが無くなると、駐車時や止まった時、直ぐ後ろがローダウンしてしまい、戸惑ったこともある。デザインは前述にもある様にイタリアのカロッツェリアベルトーネにおいて、ランボルギーニカウンタックランチアストラトスなどのデザインで有名なマルチェロ・ガンディーニベルトーネ社在籍時における、ガンディーニの最後の作品らしいのだ)。このモデルはボルボ用にプレゼンテーションモデルとして不採用になったものみたいですが。ベルトーネはBXを機にシトロエンと関係を深め、XMやZX、エグザンティアでもデザインを担当したとされている。ボディサイズは、全長4230×全幅1660×全高1365、ホイールベース2655(mm)980kgと非常に軽量化されたボディ(日本仕様 1040kg~1110kg)は、フロントボンネットやリアハッチゲートがFRP製であった。(但し、初期型や一部の最後期型ではボンネットがスチール製)。自分が首都高速事故に巻き込まれた時のハッチバックが割れていた事を思い出しました。エンジンは、16Vで排気量1.9Lで直列4気筒DOHCのハイオク・ガソリンエンジンシトロエン伝統のFF方式。サスペンションは、シトロエンとしては初めてストラット式で、リアがトレーリングアーム式。スプリングは、前後共にハイドロニューマティック。BXには、 世界ラリー選手権・グループBの参戦資格を得るために200台製造された「4TC」と言うモデルが存在した。外観は、ワイドトレッド化にともない前後フェンダーブリスターフェンダーとなり、フロントライトの間に補助ライトが4灯埋め込まれ、リアには大型スポイラーが装着されていた。かなりいい過激なアウディクワトロ的デザインだった。エンジンは、プジョー・504用エンジンがベースの、排気量2.1Lで4気筒OHCターボのガソリンエンジン。それを縦置き(BX16Vは横置き)フロントオーバーハングに積み、4WD方式で駆動した。サスペンションは、前後ともにダブルウィッシュボーン式に変更されたものの、スプリングはそのままハイドロニューマティックを使ったとある。今や自分の感覚ではシトエン=プジョーになっていたものの、最近では市販車はかなり方向性が異なって来ており、どうしても北欧の小排気量でフルターボのボルボに触手が伸びてしまってるのが実情である。CGでシトエンが格好いいと言われても、今ではスカンジナビアデザインの方が好きだから仕方がないのである。特にエンジンルームは今のクルマはとてつもなく綺麗なのである。当然両社ともそうでしょうが?正直シトロエンのボンネットは開けてませんけど。 コウジロウの独り言