ホテル ザンクト ゲオルグ ハイデルベルグ

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Photo by Kojiro

ハイデルベルグ旧市街の中心地、聖霊教会の近くに位置する17世紀建築のルネッサンススタイルのホテル。ハイデルベルグ城を見学する時に必ず目に入るホテル。1974年2月に訪れた時に自分のキャノンペリックスの視界に入っていた。ロマンティックな雰囲気と機能性を兼ね備えている。今でも外観は同じようだ。このホテルが今や人気になってるそうだ。客室はバスタブ付きまたはシャワーオンリーを選べるらしい。ハイデルベルグ城行きのケーブルカー乗り場までは徒歩で5分足らずとある。中央駅までは約3km。2007年8月1日より全館禁煙。 当然と言えば当然だが、1974年当時のヨーロッパは確か何処でも吸えていた。イギリスのピカデリーサーカスなんかはパイプ全盛期。路面店の売店にもリーズナブルなパイプやタバコを巻くタバコ紙が売られていた。ドイツではまだ東西に分かれていた時代。15年後にベルリンの壁が壊されるのだから、貴重な写真とも言えよう。ハイデルベルグが哲学の街として知られるようになった黄金時代の雰囲気を味わいたい旅行者に最適とされている。ホームページや旅行ガイドにも乗っており三ツ星以上のレッテルを押された。日本からも観光客が多く訪れる人気の都市ハイデルベルクはドイツ バーデン・ビュルテンベルク州の北部に位置する人口約14万人の古都だそうです。ネッカー川沿いに広がる街並みは、ドイツを代表する美しい街。ハイデルベルグといえば一番に思い浮かぶ「アルト ハイデルベルグ」に象徴される大学都市でもあります。ドイツで最古の大学であるハイデルベルク大学は1386年に創設され、今日においてもドイツ有数の名門大学の地位にあります。ハイデルベルクには有史以前から人類が住んでいたと言われますが,その名前が歴史上注目されるのは,神聖ローマ帝国の有力領邦であったプファルツ選帝侯ハイデルベルクを首都とした14世紀あたりからのことだそうです。ハイデルベルグは宗教改革の際にプロテスタント側に立ち、そのために30年戦争で重大な被害を受けたそうです。17世紀末のプファルツ継承戦争ハイデルベルクフランス軍の攻撃を受け、ハイデルベルク城は破壊されたそうです。ハイデルベルクはこの地域の政治の中心という地位を失って一旦は衰退しますが、新たな支配者となったバーデン大公国の初代大公のカール・フリードリッヒの庇護のもとで、ドイツ最古の大学街として有名になりました。第2次世界大戦では、ドイツ全土は空爆による大きな被害を受けていますが、幸いにもハイデルベルクは小規模な空爆ですんだおかげで、現在でも中世以来の美しい建物を残すことができました。だから、このホテルの雄視を今でも見られるのですね。          コウジロウの独り言