ケオラ・ビーマーのギタ−が奏でる、ハワイアン・ララバイ。

f:id:kohyusya:20170803190948j:plain Photo by Kojiro

カーペンターズなど多くのアーティストにカヴァーされ続ける名曲「ホノルルシティライツ」 、サーフィンを題材とした名作「Big Wednesday(ビッグ ウェンズデー)」のエンディングタイトルを手がけたKeola Beamer(ケオラ ビーマー)。好きなアーティストはたくさんいるけど、やっぱりダントツはこの人、ケオラ ビーマー氏。ハワイ特有のスラックキーギターの第一人者。ハワイ生まれのスラックキー・ギター奏者でヴォーカリスト。1973年に弟のカポノ・ビーマーとビーマー・ブラザーズとして活動開始。1978年に『Honolulu City Lights』がヒットする。90年代以降は、ダンシング・キャット・レコーズから続々と力作を発表し話題を呼んだ。そのビーマーファミリーのマヒ・ビーマーと彼の奏でるピアノのもとで一緒に唄ったことは以前のブログでご紹介させて頂いた。今回は珍しくそのギタ−のルーツになるDiscの紹介である。ハワイに何回か行った者だけがハワイを知ることになる、その第一歩が音楽である。コーディネータ−『ジミー』が一番熱心に教えてくれたのをもう何十年も前になるのにしっかりと覚えている。「ビーマーブラザーズ・ケオラビーマー」の弾くギタ−はなんと素晴らしいのだろうか?ハワイのレコード屋で初めて買った『Honolulu City Lights」。ちょうどレコードからCDに代わる頃、両方の音源を選べた。ホノルル郊外に行くと別の二人のライブのBGM的音楽が流れてくるレストランがあった。当然やや料金も高めだったかもしれないがビーマーブラザースには巡り合わせがなかったが、レストランのグループは『トマ&ナット』と言って、会い紹介してもらった。残念ながら自分がコマーシャルのスチル撮影のみだったこともあり、デモテープを貰ったりして紹介されても直ぐにマーケットに流すことはできなかった。1〜2年経ったか直ぐにそのグループの紹介が日本でも聞くことが出来た。ハワイでは『ビートルズ』をハモって奏でられて素晴らしかったのだがオリジナルはちょっといいんだが難しかった。そんな世界にはまっていた自分が40年以上経っても飽きずにいるのが大好きなケオラ・ビーマー&ビーマー・ブラザーズ。Keola Beamer Discography『愛しきハワイアン・ララバイーカ・レオ・オ・ロコ』を聞いてみて下さい。(写真のCD) 。何時の日か?サンセットの浜辺のビーチサイドでスパークリング・ワインシャンパンを片手に、グラスの向こうに貨物船ではなく「カタマラン・ヨット」がセイリングをしてる優美な世界に入って観たいものです。『ケオラ・ビーマー』のサウンドは本当に大人の超越した人だけの耳の入って行くやさしい音楽なんです。「ジョージ・ウィンストン」がプロデュースであるからなのか?最高に美しいギタ−の音色だけで永遠の楽曲を創れるなんてなんと素晴らしいことなんでしょう!残念なのはドライブには気をつけた方がいいことです!眠気が誘ってくるからです。フィンガータッチでいつものスチール弦からナイロン弦に置き換えて演奏してる曲がいくつもあり、歯切れの良いイメージだけではなく、「マロい」優しい音色だからです!2014年マスタ−使用のCDである。写真は鴨川のタワーから太平洋に沈む夕日をIpad miniで 撮影したものと紹介したCDジャケット(2015年日本発売)。20年以上前になる記憶をたどっても音楽は忘れられないし、時代を超越してくれさせてくれる。                                    コウジロウの独り言