桜並木とホンダエアーウェーブ

 

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                                                                                                                                                                                   photo by Kojiro

7年前の2010年頃の写真。もうすぐ4月。東京も桜の季節がやって来た。写真はかつての材木運搬のために張り巡らされた用水路に咲く桜である。清澄公園近くの運河にこぼれんばかり一列に咲くので有名である。今でも江東区深川エリアは水と調和した美しい佇まいを見せています。この辺は木場公園近くの運河とも言うらしいのだが通勤路としては美しかった。エアーウエイブはホンダ・オルティアの発売終了後、 該当する車種がなかった5ナンバーサイズのコンパクトステーションワゴンとして、2005年4月に登場した。名前は空気の流れ(風)が感じられる、洗練されたスタイルで、明るく、広く、開放感あふれる室内空間を持ち、自然との一体感を創造する爽快感あふれるクルマ。という意味からきてるらしい。自分は社用車としてハンドルを握っていた。タイヤは小さいのでホイールも小さく後輪はドラムブレーキでホイールから見えるドラムがちょい気恥ずかしかった。燃料タンクを車体中央にレイアウト。センタータンクレイアウトを採用した初代フィットのプラットファームをベースに、ホイールベースを100mm延長。後席および荷室に余裕のある空間が確保された。荷物の積み下ろしが容易にするためか低床だった。後席を倒す際は座面ごと下に沈んで荷室床をほぼ水平にでき、観葉植物等立てに入れて運ぶことも可能であった。ステーションワゴンとしての使い勝手はよかった。特長は、流麗な?フォルムと前席頭上から後席まで広がる「スカイルーフ」。今ではプジョー308やボルボV40の一部が継承してる。のか前からあったのかちょっと不明である。いつでも青空や星空が見え、開放感が味わえるようになっていた。スカイルーフは、プライバシーガラスと熱線吸収UVカットガラスの合わせガラスを採用。スカイルーフはガラス部分の面積が非常に大きいが、開口部を囲むフレームなどは閉断面化された。剛性および衝突安全性を確保している。但し春から夏の炎天下ではかなり暑かった印象がある。ちなみにメーカーの衝突実験においては50km/h以上で側面衝突を受けてもスカイルーフのガラスは1度も割れなかったそうだ。ドアミラーはデザイン上の理由から、S2000用のものが流用されていたとは驚きである。今思えばだから大きめだったのか?と思う。

搭載エンジン=ホンダ・L15A型 エンジン種類:水冷直列4気筒横置き 弁機構:SOHC チェーン駆動 吸気2 排気2 VTEC 最高出力:110PS/5,800rpm 最大トルク:14.6kgf·m/4,800rpm

総排気量:1,496cc 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)

使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン 燃料タンク容量:42L この写真のクルマは5年で18万キロ走った。自分が乗ったクルマで最長である。全車にイモビライザーとアレルフリー脱臭フィルターを標準装備とした。2010年8月末・生産終了した。同時に、エアウェイブがベースとなっているライトバンのパートナーも生産終了となる。これにより、2011年6月にフィットシャトルが発売されるまでは、ホンダの5ナンバーステーションワゴンはストリームのみとなった。が、今ではそのストリームも消え、ジェイドとなっている。大幅に大きくなり価格も低価格の外車並みになった。に                                                                                                                                  コウジロウの独り言