ちょっと一休み。写真表現と材料。

ここで前に登場してた白根山の紙焼き写真とモノクロと比較して心象度の違いを述べてみよう。はじめに登場するのがコダックのキットで焼いた2種類のカラー写真。遠い昔の画像処理であるが、今とは異なりフィルム現像をしてから紙焼きをする段取り。フィルム現像は温度が非常に敏感で上高下するだけで色が出なくなる。従ってフィルム現像はノーマル。外部でやってもらっている。カラ−紙焼きがが何枚かありますが自分で現像した紙焼きに、マックのPhoto shopで加工したものである。色が出てないのがお分かりですよね。

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次はあまりご存じないであろうモノクロのフィルムのお話。今や便利になりスマフォやiPadで撮影が出来、すぐに画面で見られ、ヨドバシやビックカメラの出力機に持って行くとわずか数十円で紙焼きが出来る。昔のコダックのキットなんか一枚焼くのでもバットや現像する容器等揃えると何万円もかかった。お水も必要でしたし、後はサーモスタット付現像バットや水洗が出来る大きめなスペースが必要になるのです。次にみて頂きたいのはモノクロの写真である。最初の一枚はカラーをグレースケールにしたもの。(まだ載せてない)  何か甘い感じがしますよね。次にお見せするのが赤外フィルムで撮影し、紙焼き現像をやや硬めにしたもの。当然レンズには赤外線レッドフィルタ−を付けて撮影している。空と白根山コントラスト、そして浮遊する雲。僕はこれが一番好きなんです。まるで違う星に来たような錯覚になるからなんです。黒のコントラストはいつも自分に刺激を与えてくれる。今やモノクロをもう一度見直す次期なのではないでしょうか?この白根山が一番イメージだと思う!

f:id:kohyusya:20170203205155j:plainコウジロウの独り言