憧れのイソ リヴォルタ・フィディアが42年前現役で存在してた。

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イソの4ドアサルーンは1967年のフランクフルト・ショーでデビュー。ベルトーネではなくギアに在籍してたジウジアロウのデザインだった。当時はマセラッティ・クアトロポルテがライバル。シボレーエンジンの5.4リッター、やがて5.7Lそして5.8L-355psまでの性能を誇った。それがイタリアの街中で見れたなんてなんと幸せな事だろうか!日本では羊の皮を着たオオカミとスカイライン2000GTが言われていた時代。このビックサルーンカーの足回りは前輪ダブル?ウィッシュボーンと後輪ドディオンダブル?トレーディングアームと素晴らしかった。見るからに優雅なシルバーフォックスの毛皮を着たライオンなのか?上手く表現出来ていないが恐ろしいパワーの持ち主。タイアホイールサイズは205の15と昔ながらのものだが最高峰のサルーンとしての存在価値は高かった。ロールス程気張らない優雅なスーパースポーツサルーン。74年生産終了まで200台しか生産されておらず、現役の時の写真は珍しい。個人的にも希少価値のあるものだと思われます。この後、3回しかイタリア旅行をしていないからこんなシーンにあうことはなかった。このクルマの駐車状況をみてください。前のクルマ(たぶんシムカorボルボ?)との間隔がまるでない。こんな何千万円もするクルマなのにバンパーをぶつけてでていくのでしょうか?イタリアだからといって当時(1974)ミラノ・ローマでもスーパーカーは見る事は殆どなかった。これからもイソ・リヴォルタという名前だけでも覚えておいて下さい。ウィキペディアよりもイソの記憶は自分の方が上かもしれません。どこかでこんな光景を見かけた。なんて方がいらしたらお互いに知らせあいましょうね!

                             コウジロウの独り言