「GT-Rに初めてロータリーが勝利した日」

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                                                                                                                 photo by Kojiro    

1972年に発売されたマツダロータリーサバンナ。12A型搭載車は持ち前のパワーを生かし無敗神話を持っていたスカイラインGT-Rと激闘を繰り広げ遂に王者を打ち負かした。

コウジロウの昔の趣味は幅広かった。

国内ラリーチームにも入り、そのカメラマンも努めていた。

JAF公認の富士5合目まで登る滝沢林道ラリーに参加。完走を果たし入賞。

その副賞が1972年の富士サーキットのパドックパス。

その時のレースは初めて富士のバンクを走らない逆回りコースだった。

そしてロータリーサバンナが無敗のスカラインGT-Rを破った日である。

今では有名な寺田洋次郎や、知る人ぞ知る片山義美実弟従野 孝司達が肩を組み談笑。

その笑いはGT-Rに初めてマツダが勝ち、1-2-3位と表彰台を独占したからだ。

この片山氏もアリと同じく今年亡くなっている。時代を創って来た多くの著名な方々が今年世を去っている。片山氏もコウジロウにとっては欠かせない一人だ。

当時、サーキットでのニッサンはエンジンルームをいっさい覗かせず、徹底したシークレット主義。

マツダ・ロータリーサバンナは当時学生だったコウジロウに、

どうぞどうぞとばかり覗かせてくれた。

ロータリーのエンジンルームはスッカラカン!空洞だったのを覚えている。

片山氏に代表されるマツダのレーサー達の人柄はやがてル・マンに引き継がれて行くのである。

おおらかなマツダに対して慣行慣例なのか,未だにニッサンのエンジンルームは見ることが出来ない。だから企業イメージは今になって逆転してるんですかね?。

今度、パドックへ行けたら体感してみたらどうですか?「エンジンルームをのぞかせてください?」その時一緒に聞いてみて下さい?「コクピットに座っていいですか?」

「無理ですよ!」のニッサンに対し、マツダ、は「どうぞ」って言ってくれるはず!

                              コウジロウの独り言

 

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